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銀月館DIARY

■「銀月館」関係の連絡・告知、及び管理人ゆうづきの日々の雑感等■

「COLUMN」一挙掲載

「COLUMN」に文章を一挙掲載しました。

占星術の雑学など、旧サイトから引き続き掲載するものについては、画像を一新しています。以前のものは、実はホロスコープの星座順が実際とは逆回りになっていたので…(爆)
文章についても、若干手直ししています。
他、「今日のひとこと・過去ログ」「別ブログからの選り抜き転載」の文章も公開。
特に選り抜き掲載分はコラムとしてはそれなりの内容かなと自負してます(^-^)v

これでさらにこのサイトはテキストデータ量が倍増しました(orz)
あと未調整なのは「GALLERY」のみ…が、がんばります(汗)
なおCGI関係等目に見えないところの調整もまだ継続中です。
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火のエレメント(from Ryu-z cafe)

少し前から鏡リュウジさんのブログをちょくちょくチェックしてたんですが、こちらは割と御本人の近況等や著書についてのお話が多いこともあって、割と今まで軽く、チェック程度に流し読みしてました。ところが、このところとても面白い話題が続いています。
その中でもこれを一つ。

鏡リュウジブログ「火のエレメントの理解」
これは初歩的な事柄ではありますが、占星術の根幹に関わる部分の話題で、とても興味深いものでした。(以下引用)


通俗的な星占いの本だと、火は「情熱的」で「衝動的」といったシンプルな解説で終わってしまっているからだ。
けれど、これではあまりにも皮相すぎる。
古い星占いの入門書をあけると、火のエレメントは「精神」を象徴するとある。たとえば昭和57年に出た、子供向けの占星術入門書『星占い ホロスコープ入門』(ルル・ラブア著)をみると「火は精神を表し、神聖なものの象徴です。物事を創造、破壊する力を表します」などとある。
(中略)
感覚的な物質世界から離れれば離れるほど、真理に近づけるというプラトン的な世界の理解がここでは重要になる。
そして、火はもっとも抽象的な、イデアの世界に近いものとして理解される。
火−光は、五感によってくもらされた感覚的世界を照らし出すものなのだ。


なるほど、と唸らされます。
他の地(現実的・感覚的)、水(情感豊か)、風(論理的・思考的)の特性は割と把握しやすいと思うのですが、こと、火というのはいわゆる炎のイメージとあいまって、とても不安定で激しやすく、衝動的なイメージがつきまとうのです。
しかしながら、むしろ火のエレメントに与えられた象徴は、静かに燃えるろうそくの炎のごとく、目に見えぬ世界をも照らす「光」と同一視され、実体を持たぬがゆえに高次のエレメントであるとされている、というのが、上記の内容の示すところだと思います。
そういえば、火の星座である「射手座」は精神、哲学を司ります。


オタクらしくいえば(笑)
セーラームーンでは、セーラーマーズ(火野レイ)は牡羊座(牡羊座の支配星は火星)、火のエレメントに属する星座です。「火」星の戦士ということで、作中でも火の属性を存分に発揮していますが、はじめてこの作品を見た時に、当初違和感があったのは、このセーラーマーズである火野レイが「巫女」であるという設定です。
火のエレメントに対する一般的な認識では、情熱的で衝動的な?火のエレメントに属する者が、神仏に祈り霊感を持ち、思索にふけるというのは何だかイメージと違うのでは、という気がしていたのです。
けれど、つきつめて考えるならば、火のエレメントに託されたイメージは、寧ろこの火野レイのイメージに近いものであると言えるような気がします。
作中、レイは燃え盛る護摩壇の炎の中に、自らの霊感でもって未来を視るのですが、この姿は、上記で鏡さんが火のエレメントについて指摘していることと見事にだぶって見えます。
作者である武内直子先生がそこまで意図的に設定されていたとは思わないのですが、むしろ、意図的でないにも関わらずこうして的確に表現されていたことの方が驚くべきことだと思えます。時代をとらえる感性というのは、無意識にそういう本質を見抜いてしまうものなのかもしれません。


鏡さんのブログはこの後も興味深い話題が続いています。
改正教育基本法成立時、宗教・教育・理念を司る射手座に星が集中していたことを端緒に展開されるお話等もオススメですv



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|神秘系 > 西洋占星術|comments (0)|-|

「今週の実写版」記事追加

■セーラームーンのページに、42話と49話(最終話)の記事を追加しました。

実は結構前から書いていたんですが、公開し損ねていました(汗)すっかり古い話題になりましたが、是非見てみて下さいねv
他にも、全体的な調整をあちこちに加えてはいるのですが、目に見える状態になるのはもう少し先かな…でも、「COLUMN」はもうすぐアップできます。絵描きサークルなのにテキスト量が半端でないサイトになってきました…(大汗)
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BASTARD!!

家人が最近になって15巻からの10巻分を買い足していたのですが、今の今まで積ん読状態で手付かずでした…それがうっかり1、2冊読んでしまったばっかりに…

うっかり徹夜…(orz)

やっぱり面白かったです。というより壮絶です。1ページ1ページから鬼気迫るものがほとばしってくる感じです。いや場面もこの辺からかなり壮絶になってきてますが、そういう、血なまぐさいとかそういう以前の、スピリッツとして…というかなんというか。
この作品については好き嫌いは結構ハッキリ別れるかなと思われますが、私はこの作者の姿勢が好きです…というかこういうストーリーや設定の構想だけでもすごい時間と労力がかかりそう(文献やら資料だけでも大変そう)なのに、さらにあの作画。長期間かかっての連載ですが、さもありなんという感じです。

こんなことはもう今さら改めて書くほどのことではないのかもしれませんが…
作画にしてもストーリーにしても細かいネームにしても、ホントにすごい。
戦闘シーンであの細かさで1ページに10コマ入ってまったく見にくさを感じないという時点で既に職人の名人芸という感じです。ああ…徹夜明けなのでもう何を書いているかよくわからないのですが。
取りあえず朦朧としつつも何だか作品の気迫に感動を覚えたので、気持ちが新鮮なうちに書き残します〜…

ちなみに、私ももともとBASTARDは8〜14巻くらいを持っていました。
お目当ては…カル=スです…というかカルがD.Sに告白(!?)するあの場面のために買いました…(腐女子…)
それで十分だと思っていたのに…奥が深い…
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占いモンキー

友人の間でこのところ妙に流行っている占いモンキー!
サイトの説明によると、この占いの母体は古代中国に端を発する東洋占星術とのこと。四柱推命とか紫微(薇)斗数とかでしょうか。この二つは性別によって運気の流れが変わるという見方をするそうで、占いモンキーで生年月日以外に性別を入力するのもこの辺に由来するのかもしれません。いや私は東洋占術は守備範囲外なのでなんともいえないのですが。


起源がしっかりしてるからか、一見単なるカワイイ系の占いに見えますが、その占い結果はやたらと詳細です。しかも思い当たる節がちらほら。自分自身については「そうかな?」ということがあったとしても、身近な人の占いをしてみると「あたってるかも…」というケースが多い…
こういうことって、同じく東洋占術を起源にもつ動物占いでもあったような。
そういえば、私の知人で、動物占いで細かい分類までまったく同じ組み合わせだったのが一組だけ心当たりあったので、ためしにやってみたら、この占いモンキーでも同じタイプになりました。もしかしたら起源はかなり近いところにあるのかもしれません。
ちなみに、私が試した知人の場合、動物占いで「銀のペガサス(優雅なペガサス)」、占いモンキーで「下町派ブルーモンキー」になるケースです。ちなみにどちらも男性なので、性別によっては占いモンキーは差がでることもあるのかな?もちろん、一組だけのことなので、偶然の一致と言うこともあるかとは思うのですが。

ちなみに、私は動物占いでは「オレンジのコアラ(フットワークの軽いコアラ)」、占いモンキーでは「快活派ピンクモンキー」でした。これって比較して検証していってもおもしろいかもしれませんね。

もっとも、仮にこれらが合致したからといって、動物占いと占いモンキーが同じだと言うつもりはありません。キャラ分析やアプローチの仕方等はそれぞれ個性がありますので、どちらも面白いですよvv
占いは下記サイトで生年月日と性別を入力するだけ、勿論無料、登録も不要。
試しに一度いかがですかv

サイトはこちら→占いモンキー



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|雑感 > あれこれオススメ|comments (0)|-|

死後受精の問題

12月9日の夕刊によると、産科婦人科学会で、凍結保存した精子を用いての生殖補助医療については、夫の生存中に限定するという公式見解が出されました。
これは、今年9月、夫の死後に誕生した子の認知を求めた訴訟に対して、最高裁が、“現行の民法において夫の死後の妊娠・出産を想定しておらず、死亡した父との法律上の親子関係は認められない”として請求を棄却したことに基づくものです。


感情的には、本当に気の毒だなと思うのです。
子供が欲しかった夫婦。ついに子供の顔をみることなく死んでしまった夫。女手ひとつで育てることになることを覚悟して、それでも亡夫との子供を授りたいと願い、それがようやく叶ったと思いきや、法律の上では亡夫と子の絆は認められない。やりきれない思いだろうと思います。

けれど、それでも、現時点で最高裁がこうした判断をだし、学会がそれに沿う指針を示したことについては十分理解できます。
例えば、相続の問題。
夫が死亡した時点では存在していなかった子供にも、相続権は認められるべきか。もしもそうなら、それはいったん配分した遺産を計算しなおして再分配するのか。
今回のケースの場合も、死後生まれた子供に法的な裏づけがなされていたら、夫の遺族と骨肉の争いになっていたのかもしれません(できればこの問題のケースでは夫側の遺族も死後出産に肯定的だったと信じたいところなのですが)。とりあえず、相続の問題だけとっても、慎重に判断せざるを得ないことは理解できます。
最高裁において、民法に規定がない、というやや消極的な理由を呈示するにとどまったのは、結局今回の判断いかんによっては今後の同様のケースにその判例が適用されることが予想され、その場合には妻が亡き夫の子供をほしがる動機が必ずしも純粋でない場合も想定した判断あるいは判断基準が求められていると考えていく必要があるからですが、妻の愛情が本当であるか、出産に至った動機が純粋であるかなんて、何をもってしても判断のしようがないですよね。

例えば、もしもこの亡夫が生前有効な遺言書を遺し、その中で「死後自分の精子により誕生した子供を認知する、その際混乱のないよう、予め遺産をすべて配偶者に遺す」と表明していたら、今回の判断もまた違ってきていたかも知れません。
しかし。その場合、妻は本当に亡き夫の子供を出産していたでしょうか。

法律上認められなかったのは残念でしたが、寧ろ純粋に、夫の子供は授ったのだからと考えればそれはそれで喜ばしいことだと思うべきかもしれません。育てていくのには大変だと思いますが、この妻が、遺産の再分配目当てでなく、純粋に亡き夫とのつながりをもとめたのなら、頑張っていただきたいものです。



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