act.40 2004/7/17
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「もう歌はやめる」
そう決意して、あの押しの強い社長さんにもそう告げようとしていた美奈子ちゃんの前に、
「マーズれい子」なる新人が突如現われ、もともと美奈子のために企画されていた写真集やCM撮り、
新曲さえも奪われていく…
これが芸能物のストーリーだったら、かつて『ガラスの仮面』で乙部のりえがやったような
乗っ取り劇になってそれはそれでおもしろかったかもしれないんですが(笑…ていうか
私が思いだすパターンってこればっか…(汗))
でも、マーズれい子ちゃんは美奈子とはテイストがかなり違うんで、美奈子の後釜ではなく
十分別のキャラクターでやっていける感じですよね。今風の和、な感じというか。
←このカットひとつとってもすごく絵になります。こういうの見てると、役者さんそのものの今後も
すごく楽しみになりますよね〜。
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「クラウン」で衛=エンディミオン王子と再開するネフライト。どうやら元基さんの口利きで
クラウンに住み込みで働けるようにはなったらしいのですが、四天王気分が抜けないばかりに仕事は失敗続き、
元基さんからは「ネフ吉」「ネフりん」と可愛い呼び名までつけられ、久々に顔を出した衛さんとばったり
顔を合わせて、とっても決まり悪そうな様子で顔を背ける様子は、本当に同情を誘うものでした。
実際、見ていてホントに気の毒だったですもんね〜(笑)
それにしても、姿形は結構変わっていてもすぐにそれとわかった衛さんはさすがだなあと思いました。
「ダークキングダムに戻ってクインベリルに復讐したい」と訴えるネフライトをさらりとかわして
今のままでいることが幸せなのだと諭す彼は、ホントにちょっと前にくらべるととっても大人になった
感じがします。四天王と衛との絆の強さがわかるエピソードでもありました。
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カットは、8種類のアトラクションをこなすチーム戦で、負けがきまった美奈子が、「まだまだ!」と自ら出てきて、
リーダー対抗(美奈子vsレイ)頭上のヘルメットの風船割りを始めたところです。うさぎちゃん他、
結局全員が入り乱れて楽しく遊ぶ形になって終わるアトラクション。収拾つかなくなった…と思ったところで、
スタッフ一堂がいつの間にか引き上げていき、社長さんのつぶやきで、実はこのアトラクションが
美奈子の“歌を辞める決意”を翻させるために仕組まれたものだったことが判明するのでした。
社長さんちょっといい人に見えた…v 美奈子の性格を知り尽くしてるというか。さすがです。
前世の使命のことも忘れて、しばし普通の女の子として仲間とじゃれあう美奈子はホントに可愛かったですvv
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私、今回のネタは自分でも相当気に入ってるんですが、どうでしょう。うぬぼれですかね(汗)
このネタは珍しく本編放映とリアルタイムに思い付いたネタで、早く書きたかったんですが…
結局2ヵ月もあたためてしまってホントにトホホです(涙)
場面的にはホントはすごくシリアス。前世の自分にこだわるあまり、現世の自分の存在を否定する美奈子と、
そんな美奈子にいらだつレイ。自らの手を見つめて涙する美奈子の姿は、一度は断ち切った現世への
思いを、レイによってもう一度直視せざるを得なくなった苦しみさえ感じさせます。
もっとも、どちらのスタンスも作品の方向性から考えるとちょっと極端かな、とも思うのです。
この辺は、アニメの時だと、全員が現世をばりばり肯定してて、その上で戦士もやってます(前世は、戦士に変身できる
のはなぜか、うさぎちゃんと衛さんはなんで結ばれるのか…という理由づけに過ぎない)という、ある意味とっても
さっぱりしたスタンスでした(それはそれで軽すぎるきらいはありましたが…)。
原作のスタンスがしっくりくる(前世があるがゆえの運命…というか。前世あっての現世で、現世もしっかり肯定
してる形の…)と思うのですが、実写版はどういう風に収束していくのでしょうか…
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その他いろいろ。
美奈子に歌手をやめさせないため(かな?)の一連のアトラクション、どうみても「TFP2」のパクリでしたね。
さすが系列局(笑)チーム分けも含めて、結構面白かったですvv なるほど〜と思ったのは、亜美ちゃんかな…
チェックしてみたところ、亜美ちゃんだけはどのゲームも負けてないんですよ。もっとも、実はこのチームわけ、どうみても
レイちゃん側に有利で、8種類のゲームをやってるのに美奈子チームの勝ちは最初のジャンプ(うさぎちゃん)
の勝利としっぽとり(ルナ)の勝利だけ。その時負けてるのがどちらもまこちゃんで、だから亜美ちゃんには
黒星がついてません。計算勝負はともかく、尻相撲や皿回しでも勝利!…亜美ちゃんすごい…
あとは、最後にやっぱり妖魔と闘ううさぎちゃんたち…初め見た時は、「これだけ盛り沢山にやっといて妖魔もやっつけるの?」と
びっくりするくらいでしたが、いつもと違ってゲームの続きみたいなコミカルな雰囲気の戦闘で、こういうところは
アニメでもお馴染みの楽しい展開でよかったな〜と思いました。このところ、ちょっと深刻な雰囲気の戦闘
多かったですものね。もともと、アニメのセーラームーンで画期的だったのは、戦闘シーンがコミカルなことが
多かったところじゃないかと思うので、そういう意味で懐かしくさえありました。個人的にはこういう展開大好きですv
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