腐女子萌ゆ？
最近、一般のニュースサイトや雑誌などで「腐女子」のキーワードをよくみかけるようになりましたね。2/15には、天下の読売新聞の一面下段広告に「腐女子彼女。」のCMが。一瞬のけぞりました。アキバ系が大ブレイクした影響か、社会はこういう方面にも許容範囲を広げているのですね。宮崎勤事件をリアルに体感した世代としては（…もはや年齢を隠す気のない表現…）なんというか隔世の感があります。
でも、ひとつだけ声を大にしていいたいことが。
「最近増殖中の腐女子…」という各方面のコメントには異議あり。
あえていうなら「最近カミングアウトするようになった腐女子が増えた」でしょう。
腐女子の系譜は竹宮恵子先生の『風と木の詩』（もう30年くらい前？）あたりから具体化していった感がありますが、実数として大増殖したのはやはり初期キャプテン翼ブームの時期だと思います。
でも、ひとつだけ声を大にしていいたいことが。
「最近増殖中の腐女子…」という各方面のコメントには異議あり。
あえていうなら「最近カミングアウトするようになった腐女子が増えた」でしょう。
腐女子の系譜は竹宮恵子先生の『風と木の詩』（もう30年くらい前？）あたりから具体化していった感がありますが、実数として大増殖したのはやはり初期キャプテン翼ブームの時期だと思います。
あの時いっしょにころんだ（そういえば最近はころんだといわなくなりましたね）友人たちは、のきなみ腐女子的楽しみも共有したものです。私は当初、買ってみた本のあまりの過激さにさすがに閉口したのですが（しかもそれを弟に見られた日には…orzというわけで、うちの弟は小学生にして腐女子の存在を知ってしまったのでした）、基本的にはかなり共感できました。
あの頃は同人界もC翼一色といってもいいくらいの状況で、特に地方ではオールジャンル即売会でもオンリーと大差ない状況でした（今では絶対考えられませんよね〜）。いや〜楽しかった。それまでの私はどちらかといえばSFファンタジー少女マンガに偏向してた（というか、本質的にはもともとそっちが好み）ので、かなり畑違いだったはずなのですが。
私の友人の一人は、もともと三国志の諸葛亮孔明をこよなく愛する人でしたが、C翼で腐女子に目覚め、当時三国志を題材にした小説が連載されていたことから『JUNE』を購読するに至ったつわものです。借りて読んだこともあったなあ。売ってる書店がバスで30分先の街にしかなくて、結構気合いいれて買ってたみたいです。…注文すれば近くの書店でも買えたと思うけど、とても注文なんかできる雰囲気ではなかったですからね〜（田舎では近所の本屋さんは親とも顔見知り）。表紙からしてそれっぽかったし。
でも、『JUNE』はもともと少女向けなので（確か）まだ読みやすかったと思うのですよ。掲載されていた小説も、レベル高かった印象があります。最近はどうなんでしょう？（どんどんメジャー化していったという認識がありますが）
『JUNE』で紹介されていた『さぶ』（いや『バラ族』だったか）を、やはり当時一度だけ友人が買ってみたらしいのですが、これは真性の男性同性愛者のための雑誌だったので、私などはページを開くこともできませんでした。…やっぱり、リアルはちょっと…見づらいです…orz
もうあちこちで考証されていることですが、やっぱり、腐女子といえども本物の同性愛が好きな訳ではないのですよね。妄想だから良い訳です。そう、キーワードは「妄想」です。（力説してどうする…）
実際、同人誌などもよいですが、一番盛り上がるのは同志（笑）と電話なりでしゃべってる時じゃないでしょうか。あの時の妙なテンションはすごいですよね。若いっていいなあ（謎）
ちなみに、私は同人誌として自分で描くことはなかったので、自称「オタク以上腐女子未満（なんだそれ）」だったのですが、よく考えたら腐女子の基本は「妄想」なので、私も十分あてはまってしまいますよ…orz
そういえば、数年前、三ヶ月ほど職場の合宿ですごしたことがありましたが、飲み会の時、男子の一人がこう申しておりました。
「いや〜、昨日隣の部屋のYが俺ンとこきてさ〜。ちょっと忙しかったから待っててくれっていったら、俺のベッドに入って「カモ〜ン」（五指をウェーブさせるアクション付き）ってやるんだよ〜。脱力したなあ」
爆笑でしたが、ちょっとときめきました。これが萌えってものでしょうか（腐）
…ちなみに、Y君は現在うちの主人です（爆）
実際は本人はパンピー（ノーマル）です。私はオタクはカミングアウトしてますが、腐女子は微妙にほのめかしてるだけです。やはりこれは墓場まで持っていくものでしょう…。私のカミングアウトも、ここだけのお話ですよよよ（錯乱）
-----------以下 この記事の関連リンクです------------
■男性の同性愛が「好き」 「腐女子」が増殖中：ライブドアニュースより。
■腐女子彼女。ﾊﾟｰﾄ2：書籍化した『腐女子彼女。』のもともとのブログ。パート2に突入しているようです。私はまだ書籍もブログも未読…（^_^;）
■『妄想少女オタク系』：パンピーの主人公（男子）がオタクで真性腐女子の女の子に恋をして…というコミックなのだそうです。私は読んだことないのですが、アマゾンの書評を読んでいるだけで笑えます。買ってみようかなあ…（迷）リンクはアマゾンの1巻紹介ページです。
あの頃は同人界もC翼一色といってもいいくらいの状況で、特に地方ではオールジャンル即売会でもオンリーと大差ない状況でした（今では絶対考えられませんよね〜）。いや〜楽しかった。それまでの私はどちらかといえばSFファンタジー少女マンガに偏向してた（というか、本質的にはもともとそっちが好み）ので、かなり畑違いだったはずなのですが。
私の友人の一人は、もともと三国志の諸葛亮孔明をこよなく愛する人でしたが、C翼で腐女子に目覚め、当時三国志を題材にした小説が連載されていたことから『JUNE』を購読するに至ったつわものです。借りて読んだこともあったなあ。売ってる書店がバスで30分先の街にしかなくて、結構気合いいれて買ってたみたいです。…注文すれば近くの書店でも買えたと思うけど、とても注文なんかできる雰囲気ではなかったですからね〜（田舎では近所の本屋さんは親とも顔見知り）。表紙からしてそれっぽかったし。
でも、『JUNE』はもともと少女向けなので（確か）まだ読みやすかったと思うのですよ。掲載されていた小説も、レベル高かった印象があります。最近はどうなんでしょう？（どんどんメジャー化していったという認識がありますが）
『JUNE』で紹介されていた『さぶ』（いや『バラ族』だったか）を、やはり当時一度だけ友人が買ってみたらしいのですが、これは真性の男性同性愛者のための雑誌だったので、私などはページを開くこともできませんでした。…やっぱり、リアルはちょっと…見づらいです…orz
もうあちこちで考証されていることですが、やっぱり、腐女子といえども本物の同性愛が好きな訳ではないのですよね。妄想だから良い訳です。そう、キーワードは「妄想」です。（力説してどうする…）
実際、同人誌などもよいですが、一番盛り上がるのは同志（笑）と電話なりでしゃべってる時じゃないでしょうか。あの時の妙なテンションはすごいですよね。若いっていいなあ（謎）
ちなみに、私は同人誌として自分で描くことはなかったので、自称「オタク以上腐女子未満（なんだそれ）」だったのですが、よく考えたら腐女子の基本は「妄想」なので、私も十分あてはまってしまいますよ…orz
そういえば、数年前、三ヶ月ほど職場の合宿ですごしたことがありましたが、飲み会の時、男子の一人がこう申しておりました。
「いや〜、昨日隣の部屋のYが俺ンとこきてさ〜。ちょっと忙しかったから待っててくれっていったら、俺のベッドに入って「カモ〜ン」（五指をウェーブさせるアクション付き）ってやるんだよ〜。脱力したなあ」
爆笑でしたが、ちょっとときめきました。これが萌えってものでしょうか（腐）
…ちなみに、Y君は現在うちの主人です（爆）
実際は本人はパンピー（ノーマル）です。私はオタクはカミングアウトしてますが、腐女子は微妙にほのめかしてるだけです。やはりこれは墓場まで持っていくものでしょう…。私のカミングアウトも、ここだけのお話ですよよよ（錯乱）
-----------以下 この記事の関連リンクです------------
■男性の同性愛が「好き」 「腐女子」が増殖中：ライブドアニュースより。
■腐女子彼女。ﾊﾟｰﾄ2：書籍化した『腐女子彼女。』のもともとのブログ。パート2に突入しているようです。私はまだ書籍もブログも未読…（^_^;）
■『妄想少女オタク系』：パンピーの主人公（男子）がオタクで真性腐女子の女の子に恋をして…というコミックなのだそうです。私は読んだことないのですが、アマゾンの書評を読んでいるだけで笑えます。買ってみようかなあ…（迷）リンクはアマゾンの1巻紹介ページです。
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Comments
C翼はねー、「本家」はほとんど見たことも読んだこともなくて、予備校の友人が貸してくれたみ＠り書房の雑誌の方だけ読んでました。なんの抵抗もなくアノ本を自分で買うようになり、さらにそれを大学の友人に貸していた訳ですが… なんでお互いに気付くんでしょうね？、こいつ通じるって（^^;
商業誌として供給されていたものは他には読んでいなかったし「風と木」も読まなかったけれど、素質があったのをアノ本で気付いたってことでしょうか。（青池保子は愛読者してましたな。）
『妄想少女』お持ちなんですか！？腐女子的にどんな感じですか？同志としてイタいとかイタ気持ちいいとか（?）寧ろ全然違うよとか…amazon書評では、どうやら同志っぽい人がノリノリで好評価だったみたいなので、ちょっと読んでみたい気持ちにかられてるんですが…
C翼はですねー、小学生編だけでも是非読んで下さい！といいたいところなのですが、今読んでも私でさえ「純粋に面白い」で終わりそうなので（いやそれでも問題はないんですが）腐女子的にオススメすべきかどうかはちょっと迷います…
それにしても、腐女子って互いを見分けますよね！それはわかります（経験有り）！！
というか、gakoさんにみ＠り書房の本を貸してくれた方ってすごいですね。まだ自覚の無かったgakoさんに…ってことですよね。つまりgakoさんはそこで覚醒してしまったんですね。おめでとうございますv（?）
同人仲間も何故だかわかりますね。イベントに向かう交通機関の中なんて、たくさんの普通の人の中から同志だけが浮いて見えるから不思議です。多分向こうからも私が浮いて見えていたことでしょう（笑）
青池保子！大好きですよ…
ソ連が崩壊した時白クマ（いや人間です）はどうなるの!?とか心配したけど、その後も続刊が出てほっとしました。
「風と木の詩」は、大分あとになって教養（？）として読みました。今のBL系に文学色がプラスされたみたいな意欲作ですが、むしろ腐女子的には楽しい作品ではないかもです。
…そのうち互いの連れ合いのいないところで語り合いましょう。ぜひ。
ちなみに雑誌の話はまたあらためてさせていただきますね。むちゃくちゃ長くなったので（orz）
今日○○メイトにいって来ましたが「妄想少女」の2巻は発見できず。っていうかメチャ混みだったんですよー(>_<)。
「腐女子彼女」は見かけましたが買いませんでした（残り一巻だったな）。荷物じゅうぶん多かったので。
ホスト部は来月でコンプリートです。何か口実作って会うなり送るなりしましょうね(^^)v
「妄想少女」はですねー、素直に笑えますよ。描かれている生態は間違ってないです。主役の子のキャラ（かわいすぎ…）と彼女に恋してしまう彼の展開は「ないだろう、それは」と思いましたが、後半に登場するもう一人の女子がナイスです。彼女のようなきっかけではないにしても、実際の（とくに社会人の）腐女子が同志以外にはそれと気付かれない体をなしている率が高い点でリアルに感じるかな（笑）。
「ホスト部」や「妄想少女」の情報ありがとうございます！「妄想少女」、主役の子はかわいいんですか。いや大丈夫！そのくらいのヨイショがないと腐女子浮かばれません（orz）というか、最近はメイド服の似合う美少女な腐女子もいるかもですよ。オタクの男性の中にも最近は美形が混じってたりするじゃないですか！（ある意味ひどい言い様…）
でも、生態がリアルだという噂は本当なんですね。や、やはり買うか…（かなり揺れる）
ホスト部は、ぜひぜひ！お願いしますv 割とちゃんと録画してたんですが、３話ばかり一部分しかとれてない失敗があるんです…（orz）プロ野球で時間が遅くなるだけでなく、週ごとに微妙に時間が早くなったり遅くなったりするので、毎週録画設定が全く役立たずで…おのれ10ch（泣）いやでも放映してくれただけでも感謝ですが…九州の方では民放ではやらなかったんで（最終回の頃は里帰りしてたので観れなくて寂しかった…）。