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第90回全国高校野球選手権記念大会 開幕!

ついに開幕しました!
もう地区予選からそわそわどきどき、こんなに自分的に盛り上がって開幕を迎えるのは何年ぶりでしょう。
それというのも、去年の佐賀北の戦いぶりを見て、高校野球の新たな魅力に気づいたからかな〜と思います。
以前も書きましたが、もともと高校野球は好きではあったものの、試合内容をがっつり見るようなディープなファンではなくて、わりとぼんやり見てる方だったんですよね。地元や九州、西日本のチームを何となく応援していく、みたいな。だから、試合もわかりやすく動く方が面白いと思ってたわけです。ホームランとか、長打とかでばんばん動いたりとか。
でも、去年の佐賀北を見て、守備のしまった試合がどんなに面白いかよくわかりました。どの試合にも見所がたくさんあるということも。
そういえば、バレーボールも、初めのうちは華やかなスパイクに目を奪われるけど、結局感動するのは、どんなに強力な攻撃にもものともしない粘り強いレシーブと緊張感溢れるラリーですよね。

前置きが長くなりましたが、そんなこんなで、どきどきわくわくで開会式を録画。もちろんリアルタイムでも見ました!
たった一人で優勝旗を返しにきた佐賀北キャプテン田中くん、すこしたくましく、凛々しくなっていて懐かしく思いました。去年は本当にありがとう!
あと、今回は記念大会ということで、歴代優勝校の校旗が勢揃いして入場してきたのが圧巻でした。

ただ、入場行進…チームによってきちんとしているところとそうでないところが結構はっきりしていて、なんとも複雑な気分でした。まあ今時軍隊的な行進でなくてもいいと思いますが、せめて「チームで合わせよう」くらいの気持ちでやってほしいなあ…
大抵の所は、ちょっとずれてるとか、一人二人あってない、という感じの微笑ましいずれ方なんですが、唯一…常葉菊川はもう合わせようと思ってないんじゃないかというくらい合ってなかった気が。
昨年から見ていて親近感もあるし、今年も期待しているだけに、かなり残念でした…(T_T)まあこんなことを気にするあたりオバはんの発想なのかもしれないですけど。

さて、今日の三試合もさっそく面白かったです。見所がそれぞれ違っていて、なるほど〜!という感じ。
とはいえ、ずっと張り付いてみていた訳ではないので大雑把ですが、簡単に感想を書き残しておきたいと思います。
■ ○駒大岩見沢(北北海道) 8 ― 6 下関工(山口)●

開幕直後の一番試合。駒大岩見沢は、春選抜に続き、連続して1番くじをひいていて、さすがに今回はひいたキャプテンは複雑な顔をしていたみたいです。いや、1番くじは佐賀の高校にとっては当たりくじといってもいいくらいなんですけどね(^o^;)佐賀北も佐賀商も、1番くじ(開幕試合)からの優勝でしたから。

さて、試合の方は、最初はいろんな意味で面白い!?展開になりました。
駒大岩見沢先発板木くんは、しょっぱなからフォアボール二連発。大丈夫かなあとちょっと心配していると、下関工三人目の打者が初球バントを狙ったものの失敗。このバント処理をピッチャー自らがやったことで落ち着いたのか、その後はとんとんとアウトをとっています。
さて驚いたのはその裏。
なんと、下関工の先発投手も先頭打者を四球で歩かせてしまいました。板木くんほどストレートな四球ではなかったのですが、「えっ?こっちも?」と思ってしまいましたよ(^_^;)
この後も、片方が打てばもう片方も全く同じようなところに打ったり、似たような所で似たようなミスをしたり、軽くデジャヴな展開がたびたびありましたが、結果的には駒大岩見沢が先取点をとって勢いに乗り、下関工は後半追い上げましたが一歩及ばず、初戦敗退となりました。
試合時間は延長戦でもないのにいきなり2時間半超。面白い試合でしたが、やはり双方にミスが多かったのが気になりました。
駒大岩見沢は、次戦では緊張もとれてスムーズな試合運びになるかな?


■ ●済美(愛媛) 0 ― 3 智弁和歌山(和歌山)○

一回戦屈指の好カードがいきなり第二試合。とにかく両監督の存在感の大きい試合でした。でも、何より見応えがあったのは、双方エラー無しの守備と、両チーム投手の投げあい…でしょうか。
強打の智弁和歌山を相手に、3点で凌ぎきったのは済美の実力の高さゆえで、並の高校なら大差で負けていたに違いない、と思いました。また、大会屈指のスラッガーと名高い坂口くんを相手に、一歩も引かないピッチングで三振をとった三番手投手の宮崎くんも印象的でしたね。
一方の智弁和歌山も、県大会では強打を誇った済美打線を岡田くんが完投して完封勝利。
好カードの前評判に違わず、いい試合だったと思います。
負けた済美の選手たちにも、涙はなかったようです。きっと、レベルの高いチーム同士、納得のいく試合ができたからではなかったでしょうか。


■ ●鳥取西(鳥取) 1 ― 6 木更津総合(東千葉)○

ここは、やはり千葉勢が圧倒的に強いのではないかな…と思っていたのですが、蓋を開けてみると、鳥取西の先発投手の鈴木くんがかなりよくて、木更津総合に思うように主導権をにぎらせないのです。
先取点こそとられてしまったものの、大崩れするようなこともなく、こらえてこらえて1点に押さえ、耐え忍んでいるところで、鳥取西に大会第1号HRが。
たまにミスをしても追加点を許さない守備、そして耐えた末のホームラン。楽しげに走り回る鳥取西の選手たちの印象に、思わず一瞬昨年の佐賀北のイメージをだぶらせました。
残念ながら、その後、8回になって突如四球が頻発し、木更津総合が一挙5点を追加。好投してきた鈴木くんも回の半ばでついに先ほどホームランを打った小畑くんに交代しましたが、その後も追加点を挙げることができず、初戦敗退という結果に終わりました。
8回まで持ちこたえてきた印象が強くて、正直、5点も差がついて終わったという感じがしません…
敗退という結果に終わったものの、大健闘だったと思いました。


こうしてみると、初戦、落ち着いて実力どおりのプレイをするというのは、思った以上に難しいことなのだなと思い知らされます。鳥取西にしても、一時は明らかに風が吹いた感じだったのに、せっかくの流れを引きとどめることができず崩れてしまったのが本当に惜しいなと思いました。

明日は九州対決と近畿対決を含む四試合。残念ながら、明日・明後日と留守にするので、更新するとしたらそれ以降、印象的な試合のピックアップという形になると思いますが、可能な限り、試合そのものはきっちり見届けたいです(^-^)/



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