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浦添商快進撃

ここで、九州沖縄勢で唯一ベスト8に残った浦添商について、ちょっとミニ特集。
浦添商といえば、注目されているのはエースの伊波くんですが、この伊波くん、表情も豊かでウォッチしがいのある選手なんですよね〜。野球の詳しい話はよくわからない私でも、投手故に頻繁にアップになる彼の表情を見ていると、それだけでいろいろドラマを感じさせてくれます。

一番それが感じられたのが、第2戦。
■○浦添商(沖縄) 12 ― 9 千葉経大付(西千葉)●

浦添商の伊波くんと千葉経大付の斉藤くんは、双方大会屈指の好投手として名を連ねています。この2校の対決は、おそらく投手戦になってロースコアの接戦になるのではないか…
などという大方の予想を見事に裏切って、浦添商は初回に5得点。その後もとんとんと点を入れ、あっという間に10点をとってしまいます。
一方、千葉経大付は初回にエース斉藤くん自身が本塁打を放ち、2点を返しているものの、その後はどうにも点が入りません。
まさかの一方的な展開。斉藤くんは3回途中、9点目を取られたところで一旦吉野くんにマウンドを譲る事になります。
4回以降、千葉経大付が1点追加したのみでしばらく拮抗した展開になりましたが、劇的に試合が動いたのは7回裏でした。
これまで沈黙していた千葉経大付の打線が爆発、本塁打と3本の2塁打で一挙6点をあげ、たちまち 浦添商10 - 9千葉経大付 と、残り2回を残して1点差に詰め寄ります。
これまで自信に満ちた表情でマウンドにたっていた伊波くんの表情が、だんだん心細そうな面持ちに変わってきました。
私が注目したのは次の8回表。
浦添商の攻撃で、先頭打者の上地くんが塁に出ると、次のバッターはエースの伊波くん。上地くんを送ろうとバントしますが、打ち上げてしまい送る事ができないままあっけなくアウトになってしまいます。
この瞬間の伊波くんは、もうそこまでの活躍ぶりがウソみたいに、折れてしまいそうな、力ない目をしていました。
まだ1点勝っているんだけど、ついに爆発した千葉経大付の打線には脅威を感じたのではないでしょうか。
1点差に詰め寄った千葉経大付のマウンドには、エースの斉藤くんが再び立っていました。

しかし、浦添商打線はその後、ヒットをつなぎ、2塁打で2点を追加。三点と差をひろげました。味方打線からの援護を受けて、先ほどまでしおれそうになっていた伊波くんは一転、元気を取り戻します。
その後の8回裏と9回表裏は、前評判通り、両投手の気迫のこもった投げあいになりました。

この最後の投げ合いで印象的なのは、浦添商捕手、山城くんの好リードです。なんていうか、見ている方にも、伊波くんが山城くんのリードを本当に信頼して投げているのが見て取れるというか、そんな感じでした。山城くんも、とても頭脳的なリードをしていたと思います。
実況も最後に山城くんのリードを絶賛していましたね。

こうしてみると、話題の中心は好投手・伊波くんでも、伊波くんは味方の守備や打線、そしてバッテリーの信頼を糧に、あれだけの好投を続けているんだなあと思えます。
「速報!甲子園への道」で紹介されてましたが、決勝で敗れた沖縄尚学の東浜くんが、伊波くんに優勝のお守りを託したのも印象的でしたね〜。東浜くんも伊波くんも、投げる時は力強い感じなのに、素では目が優しくて笑顔があどけない印象です。


追記。(17:10)さきほど、慶応 ー 浦添商戦終了しました!
ベスト8の戦いに相応しい、白熱の攻防、私の大好きな(!?)一進一退の攻防で、延長戦にもつれ込みました。
途中、せっかく大事に温存した伊波くんが、マウンドに立ったとたんに2点も入れられてしまったのにははらはらしましたが、今日の伊波くんは逆転されても気持ちの折れた様子は見せませんでしたね。
ナインに援護されていることを信じてる感じがしましたですよ。
最後の場面、高々とあがったフライを捕手の山城くんが捕球して試合終了。バッテリーがはじかれたように飛び上がって、しっかりと抱き合う姿が印象的でした!
次は準決勝。いよいよ頂点が見えてきましたね(^-^)v




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