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コードギアス:蠱毒あるいは「アリスゲーム」

先日、コードギアスについて「#22 血染めのユフィ」の感想を書きましたが、以来、今後の展開が気になって仕方ありません。そこで、私の得意な脳内妄想劇場(……)のネタを書き残しておこうと思います。展開予想…というほど真面目ではないかもしれません。笑って読み流していただけますように…(^_^;)

ルルーシュは、既に皇族の異母兄弟のうち二人(クロヴィスとユフィ)を、ギアスで操った後に殺害しています。今の流れで行けば、まずコーネリアと、その後シュナイゼルと、対決する流れになっていくでしょう。そして多分、ルルーシュはこのまま異母兄弟殺しを続け(何しろルルーシュは第11皇子なので、まだまだ他にも皇族の兄弟が出てくる可能性も…)、やがてブリタニア皇帝へと対峙する、という展開になるのかなあ…と考えています。考えただけで気が重い…(orz)

そこで、ここで他の要素をあえてばっさりと無視して、事態を皇族らの殺し合い(いやもっぱらルルーシュが一方的にやってるんですが)に注目してみると、いわゆる「蠱毒」のモチーフが思い浮かびます。
「蠱毒」とは、ムカデやカマキリ等の虫(他にも、犬・猫・狐などを用いる例も)を最後の一匹になるまで共食いさせ、最後に残った虫(禍々しい呪力が宿るとされる)を使って、相手を呪い殺してその財産等を奪う術のことです。
この、「互いに殺し合った末、最後に残った者が特殊な力を帯びる」というモチーフは、いろいろな作品に基本設定として用いられることも多く、例えば『ローゼンメイデン』の「アリスゲーム」もそのパターンだと考えられますし、『仮面ライダー龍騎』も、10人のライダーが殺し合い、最後に残った者の願いが叶えられる、という設定になっていました。


もしもルルーシュの異母兄弟殺しが、「蠱毒」のバリエーションとして仕組まれたものであるとするならば…?
最後に残る皇族(皇子あるいは皇女)が特殊な力を得るとしても、その力を実際に利用するのは「術者」である第三者ということになります。その第三者として、一番イメージに合うのは、現在のところブリタニア皇帝その人ではないかと思われます。そもそも、C.C.らに関わりのある遺跡を探してたり、そのために日本を占領したり(表向きの理由は別ですが)、何やら不審な動きが多いんですよね。

さらに、もしも「蠱毒」の設定が用いられるとすれば、皇族が一人に絞られていく過程でルルーシュvsナナリーの可能性も出てきます。
盲目のナナリーにはルルーシュのギアスは効かない(多分)し、あの閉じた瞼の下にはもしかしたらギアスの力を持った瞳が隠されているかもしれないですよ。そう考えると、どんな可能性もないとは言えないんじゃないかと思えてきます。というか、あのユフィが虐殺者になった今、もう何が起こっても驚きませんよ!(泣)


もっとも、現時点では、次に焦点になってくるのは「V.V.によって謎の文明のことやギアスのことを知ったと思われるスザク」vsルルーシュ、ということになってくると思いますし、C.C.とV.V.はどうも立場あるいは目指す方向性が食い違っているように見えることから、次のシリーズでは、まずは彼らの文明について、いくらかの謎ときがなされるのではないかなと思っているのですが…どうでしょう。C.C.やV.V.らの干渉の仕方からいって、どうもブリタニア皇帝とも何らかの接点がありそうです。
では、ブリタニア皇帝が本当の黒幕か…といえば、それも微妙な気が…


殺害されたルルーシュの母、マリアンヌがC.C.と接点があり、どうも頭の中で会話してるらしいことが23話でさらりと描かれていましたが、その辺はかなり大きな伏線になりそうですよね。

なお、前の記事でも触れましたが、キャラで今後の展開上気になるのは、私はやはりミレイさん…彼女はかつて皇子ルルーシュ(母マリアンヌ、妹ナナリーも含め)の後ろ楯だったアッシュフォード家の人ですから、単にほのぼのな雰囲気をかもすキャラというだけではなく、ストーリーにのちのち大きく関わってくることになるだろうな…と思っています。それも、これまでの快活で世話好きの生徒会長…とは全く違う(おそらくかなり悲劇的な)切り口で。ロイドさんとの婚約話なんかもからんでますし、どうなっていくのやら…


…ここまで、なんだかめまいがするほど救いのない展開を妄想してきましたが、本来、私が希望する展開は、みんな和解してハッピーエンドです。日本が独立を取り戻し、ルルーシュとスザクは互いにわかりあい、平和な学園生活に回帰していく…というのがホッとするなあと願ってはいるのですが…

ユフィが虐殺者になった時点で、ハッピーエンドはもうありえないと思いました。
せめて、日本独立回復だけでもなんとかしてほしいです。なんて思う辺りが既に制作側の「日本にばりばり思い入れ」作戦にのっかってるという認識はあるのですががが(錯乱)


--------------- 以下は当ブログの関連記事です ---------------
コードギアス「血染めのユフィ」 :4月17日のこのダイアリーの記事より。

コードギアスの戦略的太っ腹企画!:2007年夏の24&25話放映に先立って書いたものです。

コードギアス:リアルとファンタジーの境界1:コードギアスの世界観を、現実世界と比較してみました。意外とありうる!?という要素って結構たくさんありますよ〜。



---------- 以下はこの記事の関連リンクです ----------
コードギアス公式サイト

蠱毒:「雑記所 雅庵」における解説。「由来」「目的」「対処」など詳しく丁寧に書かれています。

蠱毒:「幻想住人録666」における解説。伝承等を引用して詳細な説明があります。ただ、文章が全部センタリングされててちょっと読みづらいです…



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