コードギアス：リアルとファンタジーの境界１
「コードギアス 反逆のルルーシュR2」。放映開始から２ヶ月を過ぎ、なんだかいろいろ話が展開してきましたね。
コードギアスは、単なるSF的な設定にとどまらず、フィクションの体裁をとりながらも現実的な想定になっていて、いわゆる国際情勢的にも、もっとマニアックなスピ系（C.C.他ギアスの一族に関するような）の話題的にも、非常に面白いのが魅力のひとつです。
この辺で、私が調べてみた範囲で面白いと思った点について、ちょっと考察してみたいと思います（^-^）
まず、コードギアスの基本設定。
神聖ブリタニカ帝国は、日本の保有する資源（サクラダイト）目当てに日本を侵略したのですが、その真の目的は、神根島に眠る古代遺跡を支配下に置き、失われた古代の「力」を手に入れるためでした。
その古代の力を巡る謎に、C.C.らギアスの力と関係の深い不思議な人物たちが関わっている…というものだったと思います。
作中の台詞から、日本の神根島にあるようなパワーポイントは世界中に点在しており、そのポイントを目標にブリタニアが侵攻を続けている…ということでした。
まず第一に、今、ブリタニカとそっくりな行動をしている国が現実に存在しています。
コードギアスは、単なるSF的な設定にとどまらず、フィクションの体裁をとりながらも現実的な想定になっていて、いわゆる国際情勢的にも、もっとマニアックなスピ系（C.C.他ギアスの一族に関するような）の話題的にも、非常に面白いのが魅力のひとつです。
この辺で、私が調べてみた範囲で面白いと思った点について、ちょっと考察してみたいと思います（^-^）
まず、コードギアスの基本設定。
神聖ブリタニカ帝国は、日本の保有する資源（サクラダイト）目当てに日本を侵略したのですが、その真の目的は、神根島に眠る古代遺跡を支配下に置き、失われた古代の「力」を手に入れるためでした。
その古代の力を巡る謎に、C.C.らギアスの力と関係の深い不思議な人物たちが関わっている…というものだったと思います。
作中の台詞から、日本の神根島にあるようなパワーポイントは世界中に点在しており、そのポイントを目標にブリタニアが侵攻を続けている…ということでした。
まず第一に、今、ブリタニカとそっくりな行動をしている国が現実に存在しています。
それは、実は中国です。
チベット暴動と聖火リレーの混乱であきらかになったように、中国は50年前にチベットを侵略しています。
関心がある方はぜひ調べてみてください。第二次世界大戦後の事なのですが、こんなことがよくまかり通ったな〜と思うくらいひどい話です…（>_<）東トルキスタンも同じように凄まじい侵略を受け、現在自治区となっています。で、そういう侵略した土地に、核施設とか危険なものを持ってきていたりします。
中国がチベットを侵略した理由の一端が、チベットの資源（レアメタルや自然資源等）を手に入れるためとのことでした。
また、チベットはシャンバラ伝説の発祥地？でもあって、スピ系のポイントでもあります（こちらは、無宗教が信条の中国共産党が重視しているとはちょっと考えにくいですが）。
資源目当ての侵略は、割合最近（？）では湾岸戦争のきっかけになったイラクのクウェート侵攻なんかもありましたね。また、第二次世界大戦で日本が東南アジア方面へ勢力を拡大したのも、資源確保が大きな目的だったとか。
そもそも、第二次世界大戦のきっかけは、日本に対する輸入制限等経済封鎖--いわば日本に対する列強の嫌がらせが原因だったらしくて、欧米とは違うルートで資源を確保する必要があったらしいので、南進する形になったという事らしいのです。
とはいえ、結果的に日本は当時欧米の植民地だったアジア各国の独立の端緒を作ることになったわけで、個人的には第二次世界大戦時の日本については再評価が必要なんじゃないかなと考えていますが…
…あ、これは余談です。
では、この話は現代日本とは関係なく、ただ舞台として日本が選ばれただけか…というと、そうでもなくて、日本領海の海底には次世代資源である「メタンハイドレート」が大量に眠っているそうです。
非常にわかりやすい解説があるので、よければそちらもご覧下さいv
■「アンカー」エネルギー難に新たな希望＆参院選ぼやき
（「ぼやきくっくり」2007/07/26記事）
関西圏で放映されている報道番組「アンカー」の専門家によるコーナーで、日本のエネルギー問題について解説された際のものを書き起こされたものです。これまで資源小国として輸入に依存していた日本の海底に、他の国がうらやむ程の資源が眠っているというもので、その正体が“燃える氷”メタンハイドレート、というお話。
これを読むと、５話の「太平洋 奇襲 作戦」で海が急に爆発したような現象が起こった理由がわかります（^-^）あれは実際ありうるお話だったのでした。…爆発させたらもったいないですが（T_T）
ということは、日本だって「資源目当て」に狙われない可能性はない…とはいえないわけで。少なくとも、資源のある海…領海を、なんだかんだ理由をつけて削り取られるという可能性は大かもしれません。すでに東シナ海の天然ガス田でそういうの問題になってますよね…
さらに、古代の遺跡が眠っているパワーポイントという設定の神根島も面白いのです。
この島のモデルは、伊豆諸島の式根島・神津島だと思うのですが、この島については、先の日記（「日本地図と世界地図は似てる？」）で挙げた「日本地図と世界地図は似ていないか。part2」でも話題になっていたのです。
「世界の雛形（ひながた・縮図）は日本。日本の雛形は伊豆諸島。伊豆諸島には何か大きな秘密がねむっているはず」
…コードギアスの設定と併せると、ひえ〜っと背筋に何か走るような衝撃ですよ…
ちなみに、最近の日本発スピ系の話題として、日本はもともと太古の昔に太平洋に沈んだ「ムー大陸」の一部で、日本が世界の雛形の形になっているのも、超古代文明との関わりによるものだ…というような説があります。
もしも、制作スタッフの方々がこの手の話をご存知なら、C.C.らはムー大陸に関わる超古代文明と関係のある種族、ということで、そういう種族の正体や歴史、現在暗躍している目的などが、コードギアスの世界で中心的な謎解きになっていくのかもしれません。
スピ系の話でつっこんでいくと、近い将来（2012〜2013）、世界は大カタストロフを迎えるらしいのですが、コードギアスの場合、世界の設定がすでに2018年だから、そっちの話題は持ち込まれないのかもしれませんね。
でも、ブリタニアの日本侵攻は2010年。世界が激動しそうなのもこの辺。
（そもそも、北京五輪後の世界情勢はかなり大変なものになるんじゃないかというのが通の間で噂らしいですし）
偶然だとは思いますが、結構時代設定もリアルな印象があります…
関係ないですが、そういえば確か今年、2008年はルルのお母さんが暗殺される年じゃなかったですっけ。いやこれはただ思いついただけで広がらない話なんですが。
つらつら書き連ねたら収拾つかなくなってきました。
まだまだ面白いポイントはあるのですが、一旦ここで終了してみます。そのうち、その２としてまた書くかもしれません（^-^）
--------------- 以下は当ブログの関連記事です ---------------
■コードギアス「血染めのユフィ」：「血染め の ユフィ」の回について、感想と、史実「サンバルテルミの虐殺」との比較考察をのせています。
■コードギアス：蠱毒あるいは「アリスゲーム」：ありがちですがやってみたい！というわけで、展開予想の脳内妄想です。
■コードギアスの戦略的太っ腹企画！：2007年夏の24&25話放映に先立って書いたものです。
---------- 以下はこの記事の関連リンクです ----------
■コードギアス 公式サイト：全ての情報はここでみることができます。コンテンツも充実！こんなに盛りだくさんな公式サイトもなかなかないような…
■『コードギアス 反逆のルルーシュ』オフィシャルブログ：最新情報はここをチェックv
チベット暴動と聖火リレーの混乱であきらかになったように、中国は50年前にチベットを侵略しています。
関心がある方はぜひ調べてみてください。第二次世界大戦後の事なのですが、こんなことがよくまかり通ったな〜と思うくらいひどい話です…（>_<）東トルキスタンも同じように凄まじい侵略を受け、現在自治区となっています。で、そういう侵略した土地に、核施設とか危険なものを持ってきていたりします。
中国がチベットを侵略した理由の一端が、チベットの資源（レアメタルや自然資源等）を手に入れるためとのことでした。
また、チベットはシャンバラ伝説の発祥地？でもあって、スピ系のポイントでもあります（こちらは、無宗教が信条の中国共産党が重視しているとはちょっと考えにくいですが）。
資源目当ての侵略は、割合最近（？）では湾岸戦争のきっかけになったイラクのクウェート侵攻なんかもありましたね。また、第二次世界大戦で日本が東南アジア方面へ勢力を拡大したのも、資源確保が大きな目的だったとか。
そもそも、第二次世界大戦のきっかけは、日本に対する輸入制限等経済封鎖--いわば日本に対する列強の嫌がらせが原因だったらしくて、欧米とは違うルートで資源を確保する必要があったらしいので、南進する形になったという事らしいのです。
とはいえ、結果的に日本は当時欧米の植民地だったアジア各国の独立の端緒を作ることになったわけで、個人的には第二次世界大戦時の日本については再評価が必要なんじゃないかなと考えていますが…
…あ、これは余談です。
では、この話は現代日本とは関係なく、ただ舞台として日本が選ばれただけか…というと、そうでもなくて、日本領海の海底には次世代資源である「メタンハイドレート」が大量に眠っているそうです。
非常にわかりやすい解説があるので、よければそちらもご覧下さいv
■「アンカー」エネルギー難に新たな希望＆参院選ぼやき
（「ぼやきくっくり」2007/07/26記事）
関西圏で放映されている報道番組「アンカー」の専門家によるコーナーで、日本のエネルギー問題について解説された際のものを書き起こされたものです。これまで資源小国として輸入に依存していた日本の海底に、他の国がうらやむ程の資源が眠っているというもので、その正体が“燃える氷”メタンハイドレート、というお話。
これを読むと、５話の「太平洋 奇襲 作戦」で海が急に爆発したような現象が起こった理由がわかります（^-^）あれは実際ありうるお話だったのでした。…爆発させたらもったいないですが（T_T）
ということは、日本だって「資源目当て」に狙われない可能性はない…とはいえないわけで。少なくとも、資源のある海…領海を、なんだかんだ理由をつけて削り取られるという可能性は大かもしれません。すでに東シナ海の天然ガス田でそういうの問題になってますよね…
さらに、古代の遺跡が眠っているパワーポイントという設定の神根島も面白いのです。
この島のモデルは、伊豆諸島の式根島・神津島だと思うのですが、この島については、先の日記（「日本地図と世界地図は似てる？」）で挙げた「日本地図と世界地図は似ていないか。part2」でも話題になっていたのです。
「世界の雛形（ひながた・縮図）は日本。日本の雛形は伊豆諸島。伊豆諸島には何か大きな秘密がねむっているはず」
…コードギアスの設定と併せると、ひえ〜っと背筋に何か走るような衝撃ですよ…
ちなみに、最近の日本発スピ系の話題として、日本はもともと太古の昔に太平洋に沈んだ「ムー大陸」の一部で、日本が世界の雛形の形になっているのも、超古代文明との関わりによるものだ…というような説があります。
もしも、制作スタッフの方々がこの手の話をご存知なら、C.C.らはムー大陸に関わる超古代文明と関係のある種族、ということで、そういう種族の正体や歴史、現在暗躍している目的などが、コードギアスの世界で中心的な謎解きになっていくのかもしれません。
スピ系の話でつっこんでいくと、近い将来（2012〜2013）、世界は大カタストロフを迎えるらしいのですが、コードギアスの場合、世界の設定がすでに2018年だから、そっちの話題は持ち込まれないのかもしれませんね。
でも、ブリタニアの日本侵攻は2010年。世界が激動しそうなのもこの辺。
（そもそも、北京五輪後の世界情勢はかなり大変なものになるんじゃないかというのが通の間で噂らしいですし）
偶然だとは思いますが、結構時代設定もリアルな印象があります…
関係ないですが、そういえば確か今年、2008年はルルのお母さんが暗殺される年じゃなかったですっけ。いやこれはただ思いついただけで広がらない話なんですが。
つらつら書き連ねたら収拾つかなくなってきました。
まだまだ面白いポイントはあるのですが、一旦ここで終了してみます。そのうち、その２としてまた書くかもしれません（^-^）
--------------- 以下は当ブログの関連記事です ---------------
■コードギアス「血染めのユフィ」：「血染め の ユフィ」の回について、感想と、史実「サンバルテルミの虐殺」との比較考察をのせています。
■コードギアス：蠱毒あるいは「アリスゲーム」：ありがちですがやってみたい！というわけで、展開予想の脳内妄想です。
■コードギアスの戦略的太っ腹企画！：2007年夏の24&25話放映に先立って書いたものです。
---------- 以下はこの記事の関連リンクです ----------
■コードギアス 公式サイト：全ての情報はここでみることができます。コンテンツも充実！こんなに盛りだくさんな公式サイトもなかなかないような…
■『コードギアス 反逆のルルーシュ』オフィシャルブログ：最新情報はここをチェックv
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