球児たちの熱い夏〜大会10日目編その２
昨日、大会10日目の４試合は、全ての試合に九州勢が絡んでいるという、九州出身者にとっては嬉しいようなこわいような一日でした。一日中テレビの前でしたよ…
結果からいうと、昨日の四試合は、４試合中、宮崎日南を覗く九州の３校がベスト８進出を果たしました。
しかしながら、昨日の試合はどれも競り合い、逆転に継ぐ逆転、と、目を離すといつの間にか形勢逆転しているということの連続でした。
結果からいうと、昨日の四試合は、４試合中、宮崎日南を覗く九州の３校がベスト８進出を果たしました。
しかしながら、昨日の試合はどれも競り合い、逆転に継ぐ逆転、と、目を離すといつの間にか形勢逆転しているということの連続でした。
昨日少し書いた長崎日大VS京都外大西にしても、真打ちの本田くんが継投で登場してからは俄然京都に風が吹き、それまで３点を追いかけていたのが、あれよあれよという間に同点へ。逆に長崎日大打線はきっちり押さえられてしまい、それどころか終盤になって勝ち越し点までとられてしまいました。
絶体絶命…と思われましたが、その裏、長崎日大はそれまで押さえられていたのがウソのように反撃に転じ、２点を返して再び京都外大西を突き放して試合を制しています。
でも、京都外大西の本田くんは、一年生で全国大会準優勝投手というタイトルを背負った選手でした。輝かしいその戦績は、本人にとってむしろ乗り越える事の難しい壁でもあったと今大会中振り返っています。
彼が登板して、京都は確かに波に乗っていました。彼の存在が京都外大西チームにとっていかに大きいものであるか、その一端を垣間見たような気がします。
また一人、今大会の一角を担った立役者が甲子園を去りました。
第２試合の大分楊志館VS島根海星、第４試合の佐賀北VS群馬前橋商も、共に中盤で逆転しての勝利で見応えが有りました（佐賀勢と群馬勢は昨年も戦っていて、昨年は群馬に軍配が上がってました）が、この日の大一番はやはり第３試合の宮崎日南VS静岡常葉菊川戦でしょう。
５回表に二死満塁から適時打の連続で順当に３点をもぎとり、その裏の攻撃を三者凡退に押さえた宮崎日南。常葉菊川も果敢に攻めるものの、何度も何度も得点を阻止され、アナウンサーをして、「一点が遠い」と嘆息させた展開です。もうこのまま逃げ切るか…と思われた終盤、８回裏になって、なんと常葉菊川の「代打」伊藤くんがスリーランホームラン！
なんというか、ホームランは常にあり得るのですが、この時はまったく予測もしていなくて、見ているものにとっては、驚くとかいうよりも「あっけにとられた」という方が近い一打でした。「えっ？何？今の？」みたいな。
日南も少なからず虚をつかれて動転したのかもしれません。９回の攻防はなんとか両者０点で延長戦に持ち込まれたものの、10回裏、ホームランを放った伊藤くんがまたも適時打を放ち、あっけなくサヨナラの１点が入って、日南の敗北が決まりました。
桐光との延長戦で豪快に点の取り合いをした、あの日南とは思えなかった…おそらく、それだけホームランのショックは大きかったんじゃないかな、と思いました。
今大会で、日南は型破りの勢いを持っていただけに惜しい敗北ではありましたが、選抜優勝校相手に延長戦を戦い、サヨナラの一点の差であったことは、誇れる成績だと思いました。何より、エースの子は涙なく「最高の夏でした」と語っていたのが印象的でした。
という訳で、まだまだ続く高校野球。
でも、手元に冬コミの申込書も届きましたので、まずはそちらに専念します（^_^;）もちろん、高校野球は引き続きチェックしますよ〜！
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