国体高校野球最終日
今日で国体公開競技 高校野球も最終日。
昨日準決勝、本日決勝の予定でしたが、昨日が雨天のため競技中止となり、なんと本日午前中に準決勝、午後決勝のダブルヘッダーとなりました。
それに伴い、投手にはイニング制限がかけられたとのこと（一人の投手で一日の投球イニングの上限を９イニングに制限）。つまり、一人の投手が準決勝と決勝で２試合を完投することはできないという規定のようです。
まあダブルヘッダーという時点ですでにムチャと言えばムチャなんだから、投手の体を思えばエキシビジョンマッチの国体であまり無理はさせられないということでしょうね。
参考までに、トーナメント組み合わせ表はこちら（高野連公式サイトより）。わか杉国体公式サイトの結果速報はこちらです（^-^）詳しいイニング記録等は結果速報などをご覧下さい。
さて、午前中の準決勝、八橋球場では佐賀北ー今治西の試合が行われました。
昨日準決勝、本日決勝の予定でしたが、昨日が雨天のため競技中止となり、なんと本日午前中に準決勝、午後決勝のダブルヘッダーとなりました。
それに伴い、投手にはイニング制限がかけられたとのこと（一人の投手で一日の投球イニングの上限を９イニングに制限）。つまり、一人の投手が準決勝と決勝で２試合を完投することはできないという規定のようです。
まあダブルヘッダーという時点ですでにムチャと言えばムチャなんだから、投手の体を思えばエキシビジョンマッチの国体であまり無理はさせられないということでしょうね。
参考までに、トーナメント組み合わせ表はこちら（高野連公式サイトより）。わか杉国体公式サイトの結果速報はこちらです（^-^）詳しいイニング記録等は結果速報などをご覧下さい。
さて、午前中の準決勝、八橋球場では佐賀北ー今治西の試合が行われました。
今治西先攻、守ってはエース熊代くんを温存して水安くんが先発。佐賀北はいつもどおり馬場くん先発で始まりました。
ところが、馬場くんは２回表で早速捕まって今治西が３点先取。裏で１点を取り返すものの、３回表でさらに３点を追加され、３回裏は無得点。６−１で佐賀北はかなり苦しい展開になりました。
４回表以降は久保くんにスイッチ。５回裏、６回裏にそれぞれ１点・２点を返して６回裏終了時点で６−４。
ところが、あと一息というところでチャンスに得点できなかったりしたことが響き、逆に８回表に今治西が久保くんから２点をもぎ取り、さらにつき放します。
８回裏にはついにエースの熊代くんが登板。その熊代くんから、８回裏なんとか１点をもぎ取るものの、反撃もここまで。
○今治西８ー５佐賀北● で、今治西が準決勝に駒を進めました。
佐賀北はよく馬場くん６失点するまで投げさせたな〜と思ってたら、よく考えたらイニング制限あるから馬場くんで出来るだけ引っ張りたい…と交代のタイミングを迷った結果、傷が深くなったんですね。可哀想（>_<）
ダブルヘッダーに伴う投手のイニング制限の話を聞いたときには、投手２人の継投でまわしてる佐賀北は有利なんじゃないかと思ったんですが、こういう展開になると判断に迷うところですよね。難しい…
でも、今治西相手に佐賀北よく頑張ったと思います。
佐賀北おつかれさま、楽しい夏をありがとう！
一方、広陵ー常葉菊川戦はこまちスタジアムで。
初回にいきなり広陵が２点。でもその裏で常葉菊川が３点入れて逆転。
その後広陵は３回に１点追加して同点に追いつくものの、常葉菊川は４回から横浜ドラフト１位の田中くんを投入し、５回にさらに１点追加して再び広陵をつき離します。
ところが、７回に広陵はその田中くんから２ランホームランを放って２点を追加し逆転に成功。試合はその後動かず、常葉菊川名物、終盤の逆転劇はついに見られませんでした。
○広陵５ー４常葉菊川●
初回で乱打戦になるかと思われましたが、終わってみると拮抗したいい試合だったようです。広陵は野村くんが完投したため、次の決勝では登板はなくなりました。
やっぱり広陵の野村くんから点を取るなら序盤、それも初回なんだなあ…
これで春の優勝校と夏の優勝校が午前中で姿を消しました。
そして準決勝の試合終了から数十分で（！）決勝戦開始。
野村くんが登板できない広陵と熊代くんを温存した今治西では、今治西が圧倒的に有利なんじゃ…と思ったものの、予想に反してすごい接戦。
１回裏に今治西が１点を先制した後、９回表まで両チーム無得点。
９回表で広陵が１点入れて同点にして、あわや両チーム優勝か…！？というところまでいったのですが、今治西がその裏で１点入れてサヨナラ。
○今治西２xー１広陵●
見ていた人は面白かったでしょうね〜
投手のイニング制限もいい味出してたかも。熊代くんは佐賀北戦で２回を投げているため、広陵戦では７回までしか投げられないという制限があり、先発するのかリリーフするのか、それとも変則的な登板になるのか…というところも注目どころだったような気がします。熊代くんは打力もすごいからそっちの方も注目でしたし（すみません、今治西は熊代くんくらいしかわからなくて（orz）でもそういう人多いと思うんですよね…）。
実際には、熊代くんは先発して６回までで一旦降板。ありゃ？と思っていると、９回でまた登板。やるな！
一方、広陵の野村くんは投手としては出れませんでしたが、終盤代打ででてそのままライトを守っていたそうです。
広陵にしても今治西にしても、二番手で出たピッチャーの好投が光りましたね〜。勝ちたい試合では普通監督さんは冒険できないから、こういう場面で二番手が踏ん張るのもイニング制限があったからこそ、なのかもしれません。
初めは「ダブルヘッダー!?イニング制限!?何それ可哀想！」なんて思ったけど、これはこれで良かったのかも。（…いや、佐賀北はそれが裏目に出てましたが…）
ともあれ、今治西、国体優勝おめでとうございます〜（^o^）
そして広陵、いつもすごい試合展開をありがとう！
というわけで、これで今シーズン一通りの試合が終わって、次は２年生らが先頭にたっての新チームによる秋季大会→春の選抜へと流れていきます。
今回の国体出場チームで来春選抜の芽が残ってるのは、帝京、常葉菊川、今治西、長崎日大、聖光、新潟明訓…かな？まだまだ楽しみは続きそうです。
佐賀も今年は古豪佐賀商とそのライバル校佐賀学園がいい感じに仕上がってきそうだし、春はそちらに注目かな。佐賀北は夏にチームで優勝旗を返しにきてほしいものです。そしてできれば一勝はしてほしい…（切実）
私…はまだまだ選手萌えなので（^_^;）
もう少し浮かれてます〜（>_<）/
でももうあのメンバーが一つのチームでプレイすることはないんですよね…寂しい（T_T）
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球児たちの熱い夏〜佐賀北ヨイショ編（2007.08.21 Tuesday）
球児たちの熱い夏〜決勝戦回顧編（2007.08.27 Monday）
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国体高校野球２日目（2007.10.07 Sunday）
「甲子園の星」2007秋季号（2007.10.27 Saturday）
---------- 画像（イラスト）付き記事 ----------
佐賀北投手二枚看板（2007.09.22 Saturday）
ショート井手くん（2007.09.25 Tuesday）
キャプテン市丸くん＆満塁弾副島くん（2007.10.06 Saturday）
広陵バッテリー（2007.10.22 Monday）
ところが、馬場くんは２回表で早速捕まって今治西が３点先取。裏で１点を取り返すものの、３回表でさらに３点を追加され、３回裏は無得点。６−１で佐賀北はかなり苦しい展開になりました。
４回表以降は久保くんにスイッチ。５回裏、６回裏にそれぞれ１点・２点を返して６回裏終了時点で６−４。
ところが、あと一息というところでチャンスに得点できなかったりしたことが響き、逆に８回表に今治西が久保くんから２点をもぎ取り、さらにつき放します。
８回裏にはついにエースの熊代くんが登板。その熊代くんから、８回裏なんとか１点をもぎ取るものの、反撃もここまで。
○今治西８ー５佐賀北● で、今治西が準決勝に駒を進めました。
佐賀北はよく馬場くん６失点するまで投げさせたな〜と思ってたら、よく考えたらイニング制限あるから馬場くんで出来るだけ引っ張りたい…と交代のタイミングを迷った結果、傷が深くなったんですね。可哀想（>_<）
ダブルヘッダーに伴う投手のイニング制限の話を聞いたときには、投手２人の継投でまわしてる佐賀北は有利なんじゃないかと思ったんですが、こういう展開になると判断に迷うところですよね。難しい…
でも、今治西相手に佐賀北よく頑張ったと思います。
佐賀北おつかれさま、楽しい夏をありがとう！
一方、広陵ー常葉菊川戦はこまちスタジアムで。
初回にいきなり広陵が２点。でもその裏で常葉菊川が３点入れて逆転。
その後広陵は３回に１点追加して同点に追いつくものの、常葉菊川は４回から横浜ドラフト１位の田中くんを投入し、５回にさらに１点追加して再び広陵をつき離します。
ところが、７回に広陵はその田中くんから２ランホームランを放って２点を追加し逆転に成功。試合はその後動かず、常葉菊川名物、終盤の逆転劇はついに見られませんでした。
○広陵５ー４常葉菊川●
初回で乱打戦になるかと思われましたが、終わってみると拮抗したいい試合だったようです。広陵は野村くんが完投したため、次の決勝では登板はなくなりました。
やっぱり広陵の野村くんから点を取るなら序盤、それも初回なんだなあ…
これで春の優勝校と夏の優勝校が午前中で姿を消しました。
そして準決勝の試合終了から数十分で（！）決勝戦開始。
野村くんが登板できない広陵と熊代くんを温存した今治西では、今治西が圧倒的に有利なんじゃ…と思ったものの、予想に反してすごい接戦。
１回裏に今治西が１点を先制した後、９回表まで両チーム無得点。
９回表で広陵が１点入れて同点にして、あわや両チーム優勝か…！？というところまでいったのですが、今治西がその裏で１点入れてサヨナラ。
○今治西２xー１広陵●
見ていた人は面白かったでしょうね〜
投手のイニング制限もいい味出してたかも。熊代くんは佐賀北戦で２回を投げているため、広陵戦では７回までしか投げられないという制限があり、先発するのかリリーフするのか、それとも変則的な登板になるのか…というところも注目どころだったような気がします。熊代くんは打力もすごいからそっちの方も注目でしたし（すみません、今治西は熊代くんくらいしかわからなくて（orz）でもそういう人多いと思うんですよね…）。
実際には、熊代くんは先発して６回までで一旦降板。ありゃ？と思っていると、９回でまた登板。やるな！
一方、広陵の野村くんは投手としては出れませんでしたが、終盤代打ででてそのままライトを守っていたそうです。
広陵にしても今治西にしても、二番手で出たピッチャーの好投が光りましたね〜。勝ちたい試合では普通監督さんは冒険できないから、こういう場面で二番手が踏ん張るのもイニング制限があったからこそ、なのかもしれません。
初めは「ダブルヘッダー!?イニング制限!?何それ可哀想！」なんて思ったけど、これはこれで良かったのかも。（…いや、佐賀北はそれが裏目に出てましたが…）
ともあれ、今治西、国体優勝おめでとうございます〜（^o^）
そして広陵、いつもすごい試合展開をありがとう！
というわけで、これで今シーズン一通りの試合が終わって、次は２年生らが先頭にたっての新チームによる秋季大会→春の選抜へと流れていきます。
今回の国体出場チームで来春選抜の芽が残ってるのは、帝京、常葉菊川、今治西、長崎日大、聖光、新潟明訓…かな？まだまだ楽しみは続きそうです。
佐賀も今年は古豪佐賀商とそのライバル校佐賀学園がいい感じに仕上がってきそうだし、春はそちらに注目かな。佐賀北は夏にチームで優勝旗を返しにきてほしいものです。そしてできれば一勝はしてほしい…（切実）
私…はまだまだ選手萌えなので（^_^;）
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